『ヤッターマン』


どうして、わざわざ実写化したのだろうか……? 面白いは面白かったけど、観終わってみると、ガッカリ感が強く残る。


荒れた東京の街。戦闘シーンから始まる。これが、CGとかごっちゃになってて、酷い。CGは、やっぱりCGだってわかるくらいの仕上がりだし、動きが速すぎて観る人のことを考えてない。勢い重視。
4つのドクロストーンをドクロベー、ドロンジョ一味が集めるのをヤッターマン1号2号が阻止する話。長すぎて、疲れた。
アニメ・ヤッターマンのラストは知らないけど、ドクロベーの実態とか、本当にアレなのだろうか?ちょっとガッカリ。
原作のように世界が舞台。タツノコOVAのように、下品なネタも入れられていた。ちょっとそれは、現在月曜のゴールデン時間帯にアニメをやっていて子供も多く見に行くと思われるのだから、わきまえてほしい。
声優2人やタツノコの人まで特別出演してるけれど、それがどこか、原作ファンに媚を売ってるようにしか思えない。「これで満足でしょ?黙ってろ」みたいな。
1号と2号が、見ていて全然お似合いでない。説得力に欠ける。1号の演技がヘタすぎる(2号もだけど)。深キョンドロンジョ様は意外と良かった。
ボヤッキーの低い声は、ある種、売りの一つだと思うのに、変えられていた。わざと高くしゃべっていて、それなら生瀬の地声のままの方が断然イイと思う。
次回予告とか、いらない。


評価は ★★☆☆☆2/5
ドロンジョと声優2人以外、観ても価値を見出せない。
小ネタが面白いのは当たり前。悪いのはストーリーか……?