『アイス・エイジ２』

温暖化が始まり、氷河がとけてしまうとダムが決壊して地域全体は水没してしまう。今度は北へと大移動をする動物たち。
北を目指すマーニー、シド、ディエゴだが、マンモスの最後の生き残りだと聞きショックを受けるマーニー。そんな彼の前にメスのマンモスが現れた。しかし、マンモスのエリーは自分がフクロネズミだと思い込んでいてマンモスの自覚が無かった。マンモスだと諭そうとするマーニーを疎ましく思っていたのだが、過去の記憶がよみがえり、エリーが親とはぐれ弟達（クラッシュ、エディ）と出会ったシーンを思いだす。
マンモスである事を自覚したエリーだが、ダムの水が迫る中、岩に閉じ込められてしまい……。氷が融けた事によって復活した海獣と戦いながら、マーニーが必死で救う。危難が去った時、他のマンモス達も現れ、まだ多くの仲間がいる事を知った。それでも、マンモス達についていかないマーニーとエリー。同種族ではなく、仲間のシド、ディエゴ、クラッシュ、エディとともに暮らしていく道を選んだ。

火をおこせるシドを火の王様と崇め奉り、温暖化を止めるために生贄にしようとするミニ・ナマケモノの登場や、水を克服するディエゴの話もあるが、印象が強く残るのは、やはり最終的にマンモスの話。

評価　★★★★☆４／５
水に濡れた獣毛がリアル。CGが凄い。