『300(スリー・ハンドレッド)』

300〈スリーハンドレッド〉 [DVD]
ディリオスの語りで進められていく回顧録。レオニダス王がいかにスパルタの民を思い、ギリシャ支配下におこうとするペルシアに服従せず、たった300の兵で100万の軍に立ち向かったか。
テルモピュライの戦い”と呼ばれているもの。


戦の為に生まれ、戦に長けたスパルタ兵の攻防は勇敢で強靭なもの。――かと言って、殺人兵器ではなく人の心を持ち、家族や仲間を守るための戦争なのだから、見ていて不快感は無い。
古代ギリシャの話はよくわからないながらも、絵本の中(レビューではよく“アメコミ”と言われているが)のような映像は見入れるもので圧倒される。
レオニダス王がいい人すぎると思ったが、「仲間に加わりたい」という奇形な身体の友(スパルタ人)に、肩を高く上げられなければ一緒には戦えない、と冷たい言葉をかけたりしたので妙な不自然さも緩和される。、この事で反逆され、スパルタ軍は窮地に陥るのだが……。


評価 ★★★★☆4/5
マッチョばっかりで、酔う。