『ファイナル・デスティネーション』

ファイナル・デスティネーション 特別版 [DVD]
アレックスは普通の高校生だった。だが、修学旅行でパリに向かう180便の飛行機に搭乗する際、飛行機が離陸後に爆発する映像を見てしまい……。頭の中で見たことと現実との一致が続き、飛行機が爆発すると騒ぐアレックス。飛行機から降ろされるアレックスについて自発的に降りた者と、巻込まれたかたちで降ろされた者達を空港に置き去りに飛行機は飛び立ってしまった。不本意に飛行機から降ろされたカーターがアレックスを責めているその時、窓の外では飛行機がアレックスの言葉どおり爆破していた。
生き残ったのは、アレックス。アレックスの友人で、兄に見て来いと言われて飛行機を降りたトッド。アレックスほどではないが180便に何か起こると感じており、アレックスの騒ぎで降りる事を決意したクレア。通路にいてアレックスと一緒に外へ追い出されてしまったカーター。カーターの恋人テリー。トイレで遅くなり騒ぎのせいで搭乗できなかったビリー。一人残ってくれと頼まれた引率教師のルートン先生。――の7名。しかし、一度“死のリスト”に名を刻まれた彼らは、死の運命につきまとわれていた。
最初に被害にあったのはトッド。何か不吉なものを感じトッドの家へ向かったアレックスだが、トッドの遺体が搬送される所だった。そこでクレアと会ったアレックスは、彼女と共に予兆と不吉な死の影について相談するようになる。クレアが少し信じられないといった態度を見せたとき、テリーの身にも悲劇が起こって……。アレックスは死の現場に出現する事から気味悪がられ、おまけに警察からも飛行機爆破や殺人の容疑をかけられながら運命に抗うべく打開案を見出すために奔走する。しかし、アレックスの奮闘も虚しくルートン先生まで亡くなり……。座席の位置によって順番が決まっており、その順で災難に見舞われる法則を見つけ出したが、ビリーが死亡。クレアの身に降りかかった死の運命も何とか乗り越え、打ち勝ったアレックス、カーター、クレアの3人はわだかまりも解消しパリ旅行に出向くが、またアノ予兆が始まった。死の運命は、繰り返し彼らに襲い掛かる。


評価 ★★★★☆4/5
目を覆いたくなるような惨いシーンがあって、展開的に飽きさせない。