『ゴースト・バスターズ』

成果もあげず、ただ“研究”を掲げて好きなものを追い求めていただけのレイ、ピーター、イーゴンが属する大学の超常現象研究所だったが、助成金が打ち消され、大学を追い出されてしまう事となる。そこで3人はレイの家を担保に軍資金を仕入れ、今度こそ本格的に研究の成果で世に名を轟かせようとする。その名も、ゴーストバスターズ。
幽霊捕獲装置を作り上げた彼らだが仕事は無く、貯金も底をつくかと思われた時、デイナという客が訪れた。しかし、デイナのアパートに行ったところで不思議な現象の気配は無かった。その後、ニューヨークで起こり始めた幽霊騒ぎで活躍し、一躍ひっぱりだこになるゴーストバスターズだが、環境保護局に目をつけられてしまった。幽霊保管装置が違法だと言い、危険だという抗議も虚しく幽霊保管装置の電源を落とされてしまった。途端、爆発が起こり街中に溢れ出す幽霊たち。街はパニックに陥り、なぜかゴーストバスターズが逮捕されてしまう。
拘置所で、デイナの住むビルの設計が霊的なものを引き寄せるアンテナの作りになっていると論じるレイ。そのビルの建築家は今は故人だが、オカルトな医者でもあり信者も持っていた。ニューヨーク市長に「救えるのは自分達だけだ」と説き伏せ問題のビルへ向かう一行。そこでは門の神と鍵の神が出会い、不気味な神殿が姿を現していた。“レーザー交差”という異次元の交差で巨大エネルギーが放出する危険な行為を、ゴーストバスターは命を賭す覚悟で神殿に向けて繰り出し、神殿と街で溢れかえる幽霊を消し去ることに成功した。

評価　★★★☆☆３／５
ストーリーは子供向けかと思えるほど単純なもの。シガーニーの憑かれた演技が面白い。